交通事故による捻挫

文責:院長 柔道整復師 黒澤 彰

最終更新日:2022年03月08日

1 捻挫とは、どのようなケガなのか

 捻挫とは、関節を構成する軟骨(関節軟骨や関節唇、半月板)、周辺の靭帯や関節包などに対して捻りや衝突などの外力が加わって受傷し、レントゲン検査によって骨折や脱臼を伴わないケガです。

 一言で捻挫と言っても、どのような負荷が、どのような力で、どのような角度で関節にかかったのかによって損傷の程度が大きく異なります。

 例えば、歩行中に足を捻ってしまったような場合、痛みはあるものの、そのまま歩行を続けることが出来るケースが大半かと思います。

 この場合の捻挫は、靭帯が瞬間的に伸ばされている状態の事が多く、痛みや腫れも比較的軽いと言えます。

 一方で、関節に強い衝撃を受ける事によって、靭帯の一部または靭帯が完全に切れてしまう場合もあります。

 

 そもそも、捻挫で損傷する靭帯とは、普段どのような働きをしているのでしょうか。

 靭帯はバンドのようなもので、骨と骨を繋いだり関節の可動範囲を制限する役割があります。

 関節の動きを制限する事で、骨がずれるのを防いでいるのです。

 関節は、歩いたり、物を掴んだりと言った普段の生活において必要となる動作を可能にしている部分となりますので、これを損傷してしまいますと、日常生活にも支障を来してしまう恐れがあります。

 出来る限り早い回復を目指す為にも、なるべく早く適切な施術を受ける事が大切となります。

2 交通事故で捻挫をしてしまうケース

 車に乗っている時に後方から追突されるような交通事故に遭った場合、首を捻挫してしまう事が多く見受けられます。

 また、急ブレーキによってシートベルトが肩を圧迫し、負荷がかかって痛めてしまう事もあります。

 その他にも、バイクや自転車に乗っている時に交通事故に遭った場合は、咄嗟に手を突いて手首を捻挫してしまったり、踏ん張って膝や足首に負荷がかかり捻挫をしてしまうケースが考えられます。

 このように、交通事故による捻挫は様々な状況が考えられますが、いずれの場合であっても、初期段階に適切な処置を受ける事が大切ですので、お早めに接骨院などで診て貰って下さい。

3 交通事故による施術は接骨院に相談を

 接骨院での一般的な捻挫の施術は、テーピングなどで固定したり、機器を用いてケガの回復を図ったりするなどの施術です。

 また、固定している周囲の筋力が低下してしまう為、筋力トレーニングによって元の状態に近付けるように努めたり、関節がスムースに動かせるように施術を行うなど、手厚く対応して頂けると思います。

 交通事故による施術は接骨院にご相談下さい。

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