交通事故後の腰の痛みでお悩みの方へ

文責:院長 柔道整復師 黒澤彰

最終更新日:2024年07月26日

1 なぜ腰の痛みが生じるのか

 交通事故による腰の痛みでお悩みの方の中には、腰をぶつけるなど、腰に直接ダメージを受けた訳ではないのに痛みが出ており、なぜ痛みが生じているのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 交通事故後の腰の痛みは、衝突した時に脚を踏ん張ったり、シートベルトによって押さえられるなどの強い外力が身体に加わったことで、腰周辺の筋肉や靭帯などに損傷を負ってしまうことが原因であると考えられます。

 腰部に急激な負荷が掛かることで、腰椎や股関節を含む骨盤が影響を受け、痛みを引き起こすこともあります。

 筋肉や靭帯などの軟部組織といわれる部分の損傷は、主に骨の状態を反映するレントゲン写真では判断できないケースが少なくありません。

 また、目立つ外傷が見当たらないと、周囲の人にケガの痛みの程度が伝わりにくく「大したことはない」と思われてしまったり、ご自身でも「そのうちに治まるだろう」と思ってしまったりする恐れがあります。

2 事故後の腰の痛みを放置するリスク

 上記で述べたように、痛みがあるにも関わらず痛みを我慢してしまったり、腰の痛みを軽く考えてしまい、適切な施術を受けずにそのまま放置してしまったりする場合があります。

 また、適切な施術を受けずに、例えば、一時的な痛みの緩和のために、痛み止めや湿布を使う方もいらっしゃるかもしれません。

 痛み止めや湿布で一時的に痛みが緩和できたとしても、時間が経てば痛みが再発してしまう可能性が高いですし、損傷部位である腰を無意識にかばう身体の使い方をしてしまうことによって、腰以外の部位に負荷を掛けることになってしまい、症状が出ている箇所が広がってしまうことが懸念されます。

 このように、腰の痛みを放置すると、身体にとって悪影響ですし、ケガの状態が悪化してしまい回復までに時間が掛かってしまいます。

 長引く痛みに悩まされることになってしまいますので、お早めに適切な施術を受けることが大切です。

3 根本改善を目指した施術を受ける

 交通事故による腰の痛みは、腰周辺の筋肉や靭帯などの損傷に起因するものや、筋肉の緊張、腰椎や骨盤の歪みが原因となっている場合まで様々ですし、複数の要因が重なって痛みが出ていることも考えられます。

 このように、単純に腰に痛みがあるからといって、原因が一つであるとは限りません。

 そのため、何が原因で痛みが出ているのかを十分に検討していないと、原因部分に対するアプローチが不足してしまい、根本改善に繋がらず痛みが長引いてしまう恐れがあります。

4 交通事故による腰の痛みは当院にご相談ください

 当院では、痛みの再発を防ぎ、お身体を良い状態に整えるためには、まずは「なぜ痛みが出ているのか」をしっかりと追究することが大切であると考えています。

 交通事故による腰の痛みに対しても、まずはお身体全身の状態を確認し、どこにどのような施術を行うべきかを検討し、お一人お一人に合った施術内容を判断させていただきます。

 柔軟に対応させていただきますので、まずはお気軽に当院にご相談ください。

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